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環境のために Conservation

環境のために

リアル・ジャーニーズは過去も現在も、環境保全とともに歩んでいます。ニュージーランドでも指折りの美しい場所で観光業を運営するという光栄に浴する者として、私どもはこの地に受け継がれてきた大自然を守る立場にあることを自認し、環境保全に真摯に取り組んでおります。

社の理念の基盤には環境への熱意があります。環境保全省(DOC)や地域社会とも密接な協力関係を築く一方で、生態系の保全や希少種の個体数回復プログラム、清掃プロジェクトなど様々な活動を現物支給や資金提供により援助しています。

また、自らの環境負荷も相殺するために、各種ガイドラインを設定して日々の業務に導入するとともに、環境監査を定期的に行い、ベンチマーク評価を通じてアセスメントや改善に努めるなどの環境対策を実施しています。リアル・ジャーニーズはすでにクォールマークのエンバイロ・シルバー認証を取得しています。さらに、ニュージーランド観光業協会より環境保全活動賞も授与されています。


レズリー・ハッチンス環境基金

当基金では、ダウトフル・サウンドでツアーに参加されたお客様1名様につき$1を環境保全活動に充てています。最近では年間の貢献額は$50,000以上になっています。

レズリー・ハッチンス環境基金の主な支援対象には、イルカ研究、希少種の野鳥の保護活動、遊歩道と看板の整備、キャンプなどアウトドア活動を通じた教育、帰化マツの除去などがあります。


各プロジェクトの概要


DOCへの寄付金を募る慈善パーティー 「バーズ・オブ・ア・フェザー」

リアル・ジャーニーズでは、重要な環境保全プロジェクトを支援するための取り組みを続けています。今年の慈善パーティー「バーズ・オブ・ア・フェザー」はウォルター・ピークのカーネルズ・ホームステッドにて、2016年8月13日開催。収益は100% DOC のダスキー・サウンド保全再生プロジェクトに寄贈されました。


リアル・ジャーニーズ - ニュージーランドの環境保全に貢献

ニュージーランドの自然と歴史遺産の保全に尽力しているリアル・ジャーニーズの功績は、2015年11月にDOCから特別に感謝状を授与されました。今回の表彰の対象となったのは、リアル・ジャーニーズがクィーンズタウンで主導している、ウォルター・ピーク再生プロジェクト、カカポのための募金・啓蒙プロジェクト、フィオ(ブルーダック)移転支援の3つの活動でした。


ダスキー・サウンド 保全再生エクスペディションからもDOCに寄付

DOCと共催した2015年9月の第1回特別企画クルーズでは、ダスキー・サウンド保全再生プロジェクトに$7,500を上回る寄付が実現しました。リアル・ジャーニーズは環境保全を基本理念のひとつの柱としています。今回はダスキー・サウンドを守るための新しい方法を提案し、成果を収めました。エクスペディションはおかげさまで完売でした。通常のディスカバリー・エクスペディションのハイライトに加えて、ダスキー・サウンドのインディアン島でわなをチェックしたり、野鳥を監視したり、遊歩道を整備したりといった活動をお楽しみいただきました。

  • メディア報道: ディスカバリー・エクスペディションの環境保全企画、恒例行事として検討中
  • テレビ番組にて特集、放映(チャンネル TV One の 'Seven Sharp')

リアル・ジャーニーズ、DoCのカカポ・リカバリー・チームのパートナーに

2015年8月、リアル・ジャーニーズはクィーンズタウン郊外ウォルター・ピークのカーネルズ・ホームステッドにて慈善パーティーを開催しました。「バーズ・オブ・ア・フェザー」はチケットを完売し、$35,000の寄付金を集めて、カカポの個体数回復プログラムに貢献しました。

 

DoCの環境保全サービスマネージャー、ディードル・ヴァーコー氏は、カカポ・リカバリー・チームに代わり「リアル・ジャーニーズと賛同者の皆様の多大なるご支援に厚く感謝申し上げます」と述べました。当日のゲスト138名は、希少種の鳥カカポで生後18ヶ月のルアプケちゃんをすぐそばから見るという特別な体験を楽しみました。ヴァーコー氏によると、今回の募金で次の夏の繁殖期に備えることができる、ということです。「穏やかな春が訪れれば、最高で30羽のヒナがかえるでしょう。現在の個体数は計125羽ですが、きっと増えると期待しています。」

  • メディア報道: 慈善パーティーでカカポの回復プログラムに $35,000を寄贈

2014年5月、リアル・ジャーニーズはDoCのカカポ・リカバリー・チームのパートナーとして、貴重なカカポのヒナ3羽をクィーンズタウン郊外に招き、一般公開の場を設けました。  カカポは現在、世界に128羽しかいない希少種です。そのヒナを実際に目にするという生涯に一度の機会を通じて、個体数回復プログラムについて周知を図ることを狙いとしています。

アロータウンの通りには、ヒナをひと目見ようと並ぶ人々の行列ができ、募金活動も数千ドルの成果をあげました。

  • メディア報道: カカポのヒナ、アロータウンにてロックスター並みの登場
  • YouTube ビデオクリップ: カカポのヒナの1日

クルーズ企画でイエローアイドペンギン支援

2015年8月、リアル・ジャーニーズの企画「クルーズ・フォー・ア・コーズ」を通じてダウトフル・サウンドの1泊クルーズのチケットを販売したイエローアイドペンギン・トラストが$15,000の資金調達に成功しました。

スチュアート島、ラキウラ近くのコッドフィッシュ島、フェヌア・ホウでは、過去12年間でイエローアイドペンギンのつがいが半減しました。トラストは、害獣が駆除された島でなぜそのようなことが起こっているのか、原因を特定することが急務となっています。

今回の資金をもとにトラストで研究者を雇用し、スチュアート島付近の個体数減少について探ることになっています。

  • メディア報道: イエローアイドペンギンに $15,000を超える寄付

メグロシロハラミズナギドリ

2015年6月、リアル・ジャーニーズの支援により、メグロシロハラミズナギドリが1羽、海へ戻っていきました。

この鳥は暴風雨の影響で通常は姿を現すことのないクィーンズタウンに押し流されてきたものです。キーウィ・バードライフ・パークで1週間保護され、体力を回復してからミルフォード・サウンド行きの遊覧飛行機でフィヨルドランドへ移送されました。

その後ミルフォード・サウンドのクルーズ船ミルフォード・マリナー号に乗り換え、船上から放鳥されました。ネイチャー・クルーズで同乗したお客様は、南極方面の海へ飛び立つ前に、この海鳥を見る機会に恵まれました。

  • YouTube ビデオクリップ: メグロシロハラミズナギドリ、海上の空へ戻る
  • テレビ番組にて特集、放映(チャンネル TV One のニュース)

フィオ(ブルーダック)

リアル・ジャーニーズでは年間に約1万ドルを環境保全省のフィオ(ブルーダック)個体数回復プログラムに寄贈しています。フィヨルドランド地方に生息するフィオの数はこの30年間、減少の一途をたどっています。それは主にオコジョをはじめ本来はこの地にいなかったはずの害獣がフィオを襲っているためです。

プログラムでは、卵の状態で一旦保護して人工孵化させ、ある程度成長させてから放鳥するという一連の活動が行われています。その結果、オコジョの駆除されている地域では、フィオの数は確実に増えつつあります。

2015年3月にはマウント・アスパイアリング国立公園に3羽の若鳥を放しました。また、DOCの係員がミルフォード・トラック付近で保護した野生のヒナは、ヘリコプターでフィヨルドランド国立公園からルートバーン・トラック近くの谷へ移されました。

リアル・ジャーニーズは今後もフィオの生息地域を拡大する移転計画に資金を提供していきます。

  • メディア報道: 珍しい固有種のフィオがグレート・ウォークのトラック間を飛行
  • YouTube ビデオクリップ: フィオ(ブルーダック)の移送

ウォルター・ピーク再生プロジェクト

リアル・ジャーニーズは2015年2月、ウォルター・ピークで、ニュージーランドの由緒ある土地を守り伝えていくための大規模な修復・再生計画に着手しました。 

Walter Peak Land Restoration Project

Walter Peak Restoration Project - before

帰化マツ対策の団体WCCG(ワカティプ・ワイルディング・コニファー・コントロール・グループ)およびDOCと提携し、90ヘクタール近い範囲のベイマツを伐採と薬剤で除去しました。次は30ヘクタールを対象に、エニシダやハリエニシダ、サンザシなど繁殖力の強い外来植物を除去します。

ウォルター・ピーク再生プロジェクトは、リアル・ジャーニーズが多額を投じた環境保全計画のひとつで、周辺地域で広がっている侵襲的な帰化植物に対抗するうえで戦略的に重要なポイントにもなっています。

ヴォン・ヒル半島の湖畔には、レッドビーチやマウンテンビーチ、コファイ、キャベッジツリー、ラタ、トベラなど在来種が植樹され、後にウォーキングやマウンテンバイクのできるトレイルも整備される予定です。


わなの仕掛け

ミルフォード・サウンドでは、当社職員が害獣駆除用のわなの設置や管理、野鳥の個体数監視などに協力しています。


フィヨルドランド沿岸域の清掃

保有の船舶や人員を要請に応じて沿岸域の清掃に提供しています。特に船上泊できる設備のあるものは、宿泊、食事、運輸など全般的な機能を備えた海上の拠点となっています。


その他の環境保全活動支援

リアル・ジャーニーズでは、環境関連の研究者に対する運輸などの支援活動も行っています。また、ディープ・コーブにある学生向けホステルを活用し、特別価格にて遠足や見学旅行を実施しています。

近年では、環境保全省によるスチュアート島固有のヤモリ、ハーレクィン・ゲッコーやペカペカ(固有種のコウモリ)に関する研究活動にも多大な資金を提供しています。

さらに、希少種のパテケ(ブラウンティール、チャイロコガモ)の移送計画支援や、スチュアート島の害獣駆除に対する資金援助も行っています。


運営上の取り組み実例

- 船舶、車両、航空機からの炭素ガス排出を監視するためにデータ登録システムを活用しています。

- 廃棄物を最小限に抑え、リサイクルを推奨しています(ピクニックランチには生物分解可能なプラスチック容器を使用、弁当箱は洗浄・再利用可能なものを使用、ミルフォード・サウンドの船上で使用するナプキンは漂白剤不使用でリサイクル可能なものにする、など)。当社は初期メンバーの一員として、ミルフォード・サウンド開発委員会のミルフォード・リサイクル計画を主導しました。

- 最先端技術の導入により、排出ガスや伴流・騒音公害を低減しつつ、同時に燃費の効率化と顧客満足度の向上を図っています。

- ユーロ5規格に適合し、快適で山岳道路走行中の眺めも堪能できるバスを導入することにより、環境負荷の軽減に努めています。

- 船舶の塗料も環境に優しい高品質のものを選択しています。